L`Arche


 1964年、パリの北にある小さな村、トロリーでラルシュは誕生しました。

 ジャンバニエと2人の障がいを持つフィリップとラファエルが、住んでいた施設を出て、トロリーの小さな家で生活をはじめました。その家の名前がラルシュです。

 障がいを持つなかまや、世界中から若いアシスタントを新たに迎え、生活を分かち合いました。そして、小さなコミュニティはあっというまに成長します。このことをジャンバニエは予想していなかったのですが、新しいラルシュのコミュニティがフランスにできるまで、あまり時間はかかりませんでした。

 1969年、デイブレイク(カナダ、トロントの近く)にラルシュのコミュニティができました。70年代にはインド、コートジボワール、ホンデュラスにラルシュコミュニティが広がっていきます。

 このような経験をとおして、ラルシュはさまざまな文化や言葉、状況、違った社会背景に開かれていきました。カトリックの伝統のなかでラルシュは創立されましたが、すぐにエキュメニカルなコミュニティとなり、人間の価値を大切にすること結びつきます。世界に開かれ、従事し、連帯と希望のしるしになるよう目指しています。

2014年、ラルシュは50年周年を迎え、5大陸の35か国に145のコミュニティがあります。



ラルシュのアイデンティティ

・ ひとつの国際組織に属するコミュニティで、知的障がいのある人とない人が、生活を分かち合う。

・ 相互のかかわりと神¹への信頼を中心にして共に歩む。

・ 一人ひとりのかけがえのない価値をたたえ祝い、お互いを必要としていることを認め合う。


¹(固有の宗教、宗派に限らず¹固有の宗教、宗派に限らず、それぞれの人が信じるものを大切にしています)

ラルシュの使命

・ 互いにかかわり成長してゆく過程で見出される、知的障がいを持つ人の隠された賜物を伝えていきます。


・ 私たちの多様な文化に深くかかわり、より人間らしい社会を目指し、ともに働きます。


・ 私たちの創設の物語が伝える中心的な価値に導かれながら、私たちのなかまの変化していくニーズに対応した環境をコミュニティーの中に育みます。



国際ラルシュ

フランスから始まったラルシュコミュニティーは世界中に広まり、現在、35か国に147のラルシュコミュニティーがあります。そのひとつが日本の静岡市にあります。(日本にはまだひとつのコミュニティーしかありません)


2014年ラルシュは50周年を迎え、フランスでお祝いが行われました。世界中からラルシュの7000人の仲間が集まり、パリでパレードをしました。


ジャン バニエ Jean Vanier

ジャンバニエからの手紙はこちらから読むことができます。

(濱本 義信氏のご協力による和訳)